レポート

『第一回感動創造フォーラム』開催レポート

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2月20日に、感動創造研究所主催の『第一回感動創造フォーラム』を開催いたしました。

とても濃い内容となった今回のフォーラム。
そのエッセンスを凝縮し、レポートにまとめましたのでご一読ください。


※上の写真の『ここをクリック』を押すとレポートが開きます。



「感動デザイン工学研究所」訪問

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先日、私たち「感動創造研究所」が発足以来、様々な支援をいただいている、

金沢工業大学「感動デザイン工学研究所」を訪問し、所長 神宮英夫 教授に

お話をうかがってまいりました。

 

私たちもパーソナルでカタチのない"感動"の具現化に取り組んでいますが、

この研究所では、人が感動するメカニズムを科学的に検証し、

人に感動をもたらす製品の研究開発や、感動を具現化できる人材の養成・育成を行っています。

また、こうした研究は、実際の商品やコンテンツの開発、マーケティングなどに活かされており、

人に感動を与えるものづくりという面から"感動の具現化"に取り組んでいる研究所です。

 

今回の訪問では、研究所の施設・設備を見学させていただきました。

 

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まずは「感動デザイン工学スタジオ」。

ここでは視覚、聴覚、触覚、嗅覚、体性感覚を総合的に体験しながら研究することができます。

モーションライドによる体の動きとともに、3D映像を見たり、香りがでてきたり。

似た体験をテーマパークなどでしたことがある人もいるでしょう。

 

 

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続いて、神宮教授が手に持っているのは、目の動きを追うことができる装置

「視線計測解析装置」。

例えば、動きのあるショーなどで、感動しているときの目の動きを調べることができます。

この装置によって商品パッケージの説明書きを読むときの目の動きを研究することで、

ユーザビリティの高いパッケージデザインなどの商品開発に貢献しています。

 

 

kanazawa_3D.jpgこちらは半球型のスクリーンに映像を映し、3Dを体験できる装置

「高臨場感ディスプレイシステム」。

最近ではテレビや映画などで3D映像が普及しはじめ、よりリアルで

臨場感のある映像を体験することで、感動が増すようになってきてますよね。

 

そのほかにも、食品の香りが人の食欲や購買意欲にどう影響するかを調べる

研究施設では、医療設備並みに空調をコントロールできる設備が整っていたり、

感動するときの脳の活動変化を調べることができる装置、

感動を創り出すクリエイティブな人を養成する訓練室が備わっていたりと、

人間の五感や脳の働きを総合的に研究できる設備がたくさん。

 

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実際に研究中の学生さんの姿はとても真剣。

この研究所では、学生と企業が共に研究を行い、

産学の垣根を越えたコラボレーションを行っている点が、とても興味深く感じられました。

昨今、学生の就職はますます厳しい状況にありますが、こちらの学生さんの就職率は

非常に高いとのこと。

これは人に感動を与えることの重要性がとても注目されていることの証でしょう。

 

感動にはカタチがありません。

そしてそれは人の内面に潜むとてもパーソナルな部分にあるもので、

私たち「感動創造研究所」はそれを顕在化し、普遍化することに専心しているところです。

 

今回訪問した「感動デザイン工学研究所」では、それを生理データ、脳機能データなどの分析

による定量化というアプローチによって、まさにカタチのない感動をカタチあるものとしています。

手法は違いますが、"感動"には人の"五感"が欠かすことのできないキーワードである、

そんなことを改めて実感した今回の研究所訪問でした。

 

この翌日には、名だたる観光都市として多くの人を魅了する金沢を視察しました。

金沢が北陸随一の観光都市としてありつづける謎に迫ります。

その内容は次回をお楽しみに。

 

ここで、ひとつお知らせ。

感動創造研究所では、来年2月20日、テーマを『モノ・コト・ヒトと【感】』とし、

五感や感動について語らうフォーラムを開催いたします。

素敵なパネリストの方々をお招きする予定です。

詳細が決まり次第お知らせします。こちらもお楽しみに!

 

開催期間 2011.7.15‐7.26

せんだいメディアテーク 5Fギャラリー3300c

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4月より、震災復興支援ボランティアとして

「移動絵本ライブラリー」を行っておりますが

今回もその一環として、被災地仙台で開催する

『よみがえれ!子どもの笑顔・元気展‐絵本作家からのメッセージ』

(同時開催『絵本カーニバル』)へ行ってきました。

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 2011.7.14 会場設営

『よみがえれ!子どもの笑顔・元気展‐絵本作家からのメッセージ‐』

(同時開催『絵本カーニバル』)は、

6月22日‐7月10日に塩竈(ふれあいエスプ塩竈)

7月15日‐7月26日は仙台(せんだいメディアテーク)

での開催です。

 

 今回は、感動創造研究所では

「移動絵本ライブラリー』で使用している絵本約200冊と

本棚什器7台を持って仙台会場に入りました。

 会場は、「絵本の原画展」「宮沢賢治展」「絵本カーニバル」

「科学絵本コーナー」で構成されており

発起人の目黒実さんをはじめ、「プランニング開」さん、「メリーゴーランド」さん

「NPO法人絵本カーニバル」さんほかたくさんの方々の協力のもと

できあがっています。

 

 また、震災から4カ月が経過し

まだまだ復興へは時間を要する状況の中で

こういった展覧会が東北の情報発信・交流の拠点である

「せんだいメディアテーク」で開催できることは

復興へ向けての大きな一歩となるのではないかと期待していました。 

 

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せんだいメディアテークの6Fと7Fは地震の被害を受け

現在も改修中です。

 

 設営日の7月14日、スタッフ全員の顔合わせを行い

各チームが協力しあい設営を行いました。

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仙台も東京とかわらず暑い日が続いており

熱中症などに気をつけながらの設営でしたが

その途中1度やや大きな地震があり

ガラスから離れ作業を中断する場面もありました。

復興へ向けての各方面たくさんの人たちが活動を続ける中

まだまだ余震の心配が続いていることを実感しました。

 

休憩中には、仙台や福島に住むスタッフと震災の状況についての話を

直接聞くことができました。

 

震災から4カ月が経過してもまだまだ震災後のまま

手つかずの場所はたくさんあること

避難生活を続けている方々も多くいること

中には原発から10kmのところに住んでいたスタッフもおり

現在も家族はそれぞれ避難生活をいていることなど

"生の声"から現状をリアルに感じました。

 

 

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感動創造研究所のコーナー設営の様子。

他のチームの方に什器の組立方法を説明しています。

 

 

 2011.7.15 開催初日

オープンは午前10:00。

平日ということもあり、オープン時の客足はそれほど

多くはありませんでしたが、

午後になると徐々に来場者も増えてきました。

この日は河北新報社の取材もありました。

 

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絵本の原画展の様子。

普段はなかなか絵本の原画をみることはできないので

絵本の原画展はとても貴重な機会です。

展示している原画はネットチャリティーオークションが

行われ 震災復興のための支援金にあてられます。

 

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宮沢賢治展の様子

宮沢賢治展では、「注文の多い料理店」や「銀河鉄道の夜」

などの本に限らず、詩やオルゴールなども展示しています。

岩手出身の宮沢賢治の代表作「雨ニモマケズ・・・」は

これから復興に向けて頑張ろうとしている東北の方々の心に

響くことだと思います。

 

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絵本カーニバルの様子。

絵本カーニバルは2005年より九州を中心に全国各地で行われており

東北にも今回やってきました。

とてもかわいい机や椅子も置かれ、

子どもたちはその場でゆっくり絵本を読むことができます。

大人にとっても懐かしい絵本がたくさんありました。

目黒さんは

「絵本と出会えるのは、子どもの時、親になる時、孫ができる時。

その時その立場で絵本を通じてふれあいができる」

とおっしゃっておりました。

絵本は大人が改めて見ても実におもしろいです。

 

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科学絵本コーナー。

感動創造研究所のコーナーは

「移動絵本ライブラリー」でも使用しているダンボール什器と、

目黒さんセレクトの科学絵本。

どこへ行っても簡単に組立られます。

当初はカーペットを敷いて、子どもたちが靴を脱いで座って

絵本を読めるように計画していましたが、

地震が起きた際に避難が速やかにできるようにとの配慮から

計画していたレイアウトを現場で変更しました。

余震に備え、安全第一。

 

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子どもだけでなく大人にも懐かしい絵本

 

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せんだいメディアテークの1Fエントランスでは絵本の即売会も

行われています。

 

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 会場風景。

最終的に初日は平日にも関わらず

500人もの来場者がありました。

 

展覧会を見終わったあとの来場者の方々から

「こういったイベントは初めて体験しました。とてもおもしろかったです。」

という感想を多くいただき、とても大きな反響でした。

 

開催2日目の7月16日と翌17日には

東北六魂祭という東北6県を代表するお祭りが仙台に

一堂に集まったイベントが行われ

観光客が予想以上につめかけ、

一時街の中心部は身動きがとれないほどの賑わいだったようです。

 

 

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発起人の目黒実さんと感動創造研究所スタッフ

 

感動創造研究所として今回このような展覧会に協力できたことを嬉しく思い

またこれから東北の復興に向けてその大きな第一歩となることを願う一方

少しでも東北の方々のお力添えになれればと思っています。

 

 

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